スギテックではSDGsを推進していくため、以下7つの目標を対象として設定しています。
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SDGsへの継続的な取り組み内容
スギテックにて上記の目標を達成すべく、継続的に取り組む内容としては以下となります。弊社では主とする業務として、建物調査・改修工事をおこなっている他、それらの業務を効率化する技術を開発し、業務改善を図っています。
その業務効率化がもたらすメリットは、SDGsの各種目標にも貢献しています。
業務効率化による貢献
建物調査と報告書作成を効率化する、スマートSTの場合
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従来法→時間的課題が大きい
通常の建物調査では、調査した劣化情報を紙の図面に直接手書きで書き込んでいます。
これをお客様に提出する報告書としてまとめるのですが、その手書きの情報からパソコンでデータを作成しなければなりません。これに多大な手間と時間が掛かる他、現場に大量の図面を持ち込むため、紙の印刷コストも大きくなります。
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スマートSTで時間を大幅削減
タブレットアプリのスマートSTに図面データを読み込んで、アプリの図面上に調査データを入力し、写真はタブレットのカメラで撮影するだけです。
これだけで報告書に必要な、劣化図面・数量表・写真台帳が自動的にまとめられるので、クラウドからダウンロードするだけで報告書が完成します。
紙の印刷もいらず、報告書作成時間も大幅に短縮できます。
どれだけ削減できるのか?従来方法とスマートSTの比較例
某地下鉄の構内壁面の調査(調査面積:約3,500㎡)において、従来方法(打診+手書き野帳)で調査から報告書作成までを実施したA社の結果と、同じスマートSTを活用して、同様に調査から報告書作成までを実施した弊社の結果を比較したものです。
[A社]打診+手書き野帳で調査
作業日数 | 数量 | 金額 | |
調査費用 | 13日 | 45 | 1,700,000円 |
報告書作成費用 | 22日 | 33 | 900,000円 |
合計 | 35日 | 78 | 2,600,000円 |
[スギテック]打診+スマートSTで調査
作業日数 | 数量 | 金額 | |
調査費用 | 18.5日 | 42 | 1,200,000円 |
報告書作成費用 | 2.5日 | 2.5 | 125,000円 |
合計 | 21日 | 44.5 | 1,325,000円 |
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報告書作成期間の短縮と、調査費用の削減効果が見られますが、特に報告書作成の短縮効果は90%弱の短縮に繋がっています。この短縮効果で、これまで提出に1~2週間かかっていた報告書作成作業が即日~2日ほどで提出できるようになりました。SDGsの面で言えば、社内でのPCの稼働時間も減少することから電力面の削減も期待できます。
スマートSTで変化した部分
スマートSTの開発とその活用で、メインである調査業務の効率化と、報告書作成時間の短縮効果は上記に挙げた通りです。その他、調査時に使用する図面の印刷がほぼ無くなったことによる、印刷カウント及び紙の消費減少などの副次的効果も現れています。
印刷の削減
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印刷の削減効果については、社内各部署でのペーパーレス化の推進活動と、費用を抑えるモノクロ印刷の優先使用によるもの、そこにスマートSTを活用した建物調査での図面印刷の削減が加わり、印刷数の削減効果が出ています。
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2023年にカラー印刷が多くなっている要因として、お客様によっては提出する報告書を紙ベースでカラー印刷して提出する場合があるため、そのようなお客様への納品数が多い場合、カラー印刷の量が必然的に増加します。
それを踏まえた上でも、印刷量は確実に削減されています。
使用電力の削減
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2020年のSDGs活動開始からこれまで、省エネについてもこまめな節電など日々少しずつできることを意識しながら、コツコツと活動に取り組んできています。
スマートSTを導入後は、時に納期によっては夜遅くまで及んでいたパソコンでの報告書の作成作業の時間が無くなることで、パソコンの稼働時間が減っていることが、電力使用量の減少にも繋がっています。
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その他の継続活動
個人でできる部分として、弊社ではマイボトルを推進しつつ、必要となるペットボトル飲料についてはリサイクルし、ボトルキャップはNPO法人エコキャップ推進協会のエコキャップ運動に参加し、一定数集まった段階で送付しています。
マイボトル推進によるペットボトルの削減
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社内に導入したウォーターサーバーのボトル1本分で、500mlのペットボトル18.6本分に相当します。毎月5~10本を利用しており、2023年、2024年は共に年間61本を消費。水量にして約1,134リットルになり、ペットボトルにすると2,269本もの数になります。
私たちは引き続きマイボトルを推進し、微力ながらCO2削減に貢献してまいります。
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エコキャップ運動の推進
マイボトルを推進しつつ、社内・個人で必要となるペットボトル飲料に関しては、空きをリサイクルし、キャップについては、リサイクルの促進、CO2の削減、売却益による発展途上国の医療支援、障がい者・高齢者雇用促進などを目的としている、NPO法人エコキャップ推進協会のエコキャップ運動に参加しています。
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弊社では今後もSDGs関する取り組みを継続、強化するとともに、SDGsが目指す持続可能な社会の実現を目指し、企業活動を行ってまいります。