こんにちは。IT事業部のHです。
2022年4月の活動はこれまでとは少し変わり、SDGsの各目標ごとに存在する世の中が抱えている問題をクイズ形式で出題し、みんなでそれを解くことで理解を深めていくための活動となります。
改めて、4月の担当は工務部のH氏。
SDGsには17の目標が設定されていますが、スギテックはその中から以下の8つの目標を対象として設定させていただいております。
今回この設定目標を対象とし、H氏にはクイズ問題を出題していただきました。東京メンバー他、出張メンバーはリモートで参加し、それぞれチーム分けをしチーム単位で考えていきました。
どんな問題だったか?以下記載していきます。これをご覧の皆さんも是非考えてみて下さい。
Q1.【2.飢餓をゼロに】から出題
「世界で食べ物に困っている人の割合は次のうちどれでしょうか?」
- 9人に1人
- 900人に1人
- 3000人に1人
正解は1
穀物に関しては、世界中の人々が食べられるほどの生産はされているそうですが、収穫効率や運搬の仕方の悪さが原因となり、十分な食事が取れずに食べ物に困っている人はたくさんいるそうです。
(参照:四国大学SDGs・消費者政策研究会:学習SDGs)
Q2.【4.質の高い教育をみんなに】から出題
「世界で学校に行くことのできない子供は何人くらいいるでしょうか?」
- 59万人
- 590万人
- 5900万人
正解は3
学校に通えない子供は世界中で5900万人いるとされています。そのうち約3400万人がアフリカの子供たちです。
Q3.【5.ジェンダー平等を実現しよう】から出題
「世界では2030年までに何人の女の子が18歳以内に結婚すると言われているでしょうか?」
- 500万人
- 5000万人
- 1億5000万人
正解は3
世界的に児童婚は減少傾向にあるそうですが、この課題を解決するスピードが遅すぎるようです。このままでは2030年までに、子供の花嫁は1億5000万人を超えると予想されており、この慣習を終わらせるためスピードを上げることが求められています。
(参照:世界の女性の5人に1人が児童婚を経験|ユニセフ プレスリリース)
Q4.【8.働きがいも経済成長も】から出題
「チョコレートやココアの原材料で知られているカカオですが、日本が約8割を輸入しているガーナでは何人の児童が働いているでしょうか?」
- 9万人
- 90万人
- 900万人
正解は2
ガーナでは現在約90万人の児童がカカオ産業で働いているとされています。カカオを輸入している日本もこの問題と無関係であるとは言い難い現状です。
(参照:SDGsとチョコレート-持続可能な未来のためにできること|JUCA)
Q5.【9.産業と技術革新の基盤をつくろう】から出題
「世界では水道や電気、インターネット等のインフラが整っていない状態で生活をしている人々がいますが、電気を普通に使用することができない人は何人いるでしょうか?」
- 9000万人
- 3億人
- 26億人
正解は3
26億人もの人が不安定な電力の中で生活を強いられています。また、約8億人は安定した水資源が得られない環境で生活しています。こういったインフラ設備を整えることが、産業と技術革新の基盤をつくるにあたり非常に重要なことです。
(参照:国連工法センター)
Q6.【11.住み続けられるまちづくりを】から出題
「自然災害の数や、その影響を受ける人の数は、1970年から約40年で約何倍にまで増えているでしょうか?」
- 2倍
- 5倍
- ほぼ変わらない
正解は2
干ばつや砂漠化、スーパー台風や豪雨など、近年災害は増加傾向です。災害の影響でやむなく移動を強いられる人や食糧危機にさらされる人が増えるとも言われています。
(参照:SDGs CLUB)
Q7.【12.つくる責任つかう責任】から出題
「世界で生産されている食品はどのくらい捨てられているでしょうか?」
- 3分の1
- 7分の1
- 15分の1
正解は1
世界で生産されている食品のうちの3分の1が、消費者にわたるまでに捨てられています。例として北アメリカとオセアニアだけで、581万トンのいも類が捨てられており、これは実際のいもの45%が捨てられているという計算になっています。
(参照:SDGs CLUB)
Q8.【17.パートナーシップで目標を達成しよう】から出題
「国際協力がますます必要とされていますが、2018年に政府開発援助(ODA)に使われたお金は2017年と比較してどのように推移しているでしょうか?」
- 2.7%増えた
- 2.7%減少した
- ほとんど変わらない
正解は2
国際協力が呼びかけられていますが、2018年に開発協力に各国の政府が支出した援助金は、2017年よりも減っているという現状です。発展途上国にとって最大の資金源となっていることからも、資金を必要としている人々は増加しています。
(参照:SDGs CLUB)
以上が、今回の取り組みで出題されたクイズ問題と回答なります。いくつ正解されましたか?世界の各問題を現状を数字として見ると、想像以上に大きいものだということがわかります。
とは言えいきなり大きな事はできませんが、一人ひとりがこういった事実を認識し、個人レベルで意識を変えていかなければなりません。
今回も有意義な取り組みをありがとうございました。恒例の次回担当を決めるくじ引きでは、調査チームのメンバーが選ばれました!また近日5月の目標とともにこの場で発表させていただきます!