こんにちは。IT技術事業部の橋本です。
スギテックでは、SDGsの目標のひとつ「質の高い教育をみんなに」の推進をしていく上で、定期的な教育の場を社内Meetupという形で、気軽に他部署スタッフも参加して勉強会を開催しているというのは以前にもお知らせいたしました。
今回は注入工法ということで、外壁改修工事ではその劣化要因によって色々と補修の工法が実施されていますが、今回タイル張りの外壁の改修工法であるエポキシ樹脂の注入工法とタイルの張替えについて東京支店よりリモートでの会となりました。
今回のMeetupテーマは「注入工法」
外壁タイルの浮き等の補修工事では、タイルの剥落などによる落下を防止するためにアンカーピンニング工法という工法が用いられることが多いです。
この工法では浮きのある部分に対し、無振動ドリル等で削孔を行った後にエポキシ樹脂を充填。その後アンカーピンと呼ばれるピンをその孔に挿入し、タイルを固定することで剥落を予防する工法となります。
講義では不具合となる原因を、調査段階から施工段階、完了後の注意点まで、当たり前の事になりますが、その当たり前の事がひとつ抜けることが、仕上がり品質に直結することになります。
アンカーピンニング工法は一般的でもあることから、工務部の方では馴染みのある工法でもありますが、油断していると仕上がり品質に関わってくる重大な点も多くありますので、一般的な確認項目は勿論、熟練者の経験からの確認すべき点を共有できたのも有意義でした。
まとめ
自身の日々の業務の中で確認するという行為は多々あり、これは様々な業界の業務でも当てはまってくることかと思います。今回、技術的な部分は勿論、当たり前のことをしっかりと確認することの重要性を、各自改めて認識できたかと思います。