京都本社 IT部スタッフN

INTERVIEW

顧客様との信頼関係の強化、新たな市場の開拓、従業員のモチベーション向上等、多くの恩恵が得られる

スギテック京都本社 IT事業部

経歴:龍谷大学経済学部卒業後、大阪のゲーム開発会社でデザイナーとして携わり、京都の印刷会社のDTPデザイナーを経てスギテックに入社。現在、IT事業部にて営業アシスタントやコンテンツマネージャーを担う。

-SDGsを知ったきっかけと知った後の印象や感想

SDGsを知るきっかけとしては、 17色で構成されたサークルロゴマークが街中で広告されるようになってからです。森林伐採やCO2の排出問題が叫ばれはじめた頃、校内で環境保護の弁論大会に選ばれた昔の記憶がありますが、 時代は流れて、経済活動を継続してくいためにも地球規模で考え、 多面的な分野での資源保全や人権保護や相互理解が必要になっているのだと思いました。

しかし、現在は各国の経済活動が昔よりさらにボーダレスになり、 限りある資源を平等に分け合うというよりは、奪い合う経済活動が繰り広げられ、時には紛争の火種となっています。 そうした紛争で資源のパワーバランスが崩れ、昨日までの普通な暮らしが、 今日にはなくなってしまう現実さえも起こりかねないと感じました。

-企業がSDGsに取り組むことでどんなメリットがあると思いますか?

SDGsへの企業の取り組みは、 企業の社会的責任を示し、顧客様との信頼関係の強化、 SDGsに合致する製品やサービスの提供で新たな市場を開拓できること、 環境に配慮した企業活動は、資材の効率的な利用を可能になること、 街の美化や維持を通じて社会貢献し、従業員のモチベーション向上が望まれること、 法的規制を守り、リスクを軽減できること、 などの多くの複合的な恩恵を得るのではないでしょうか。

-SDGsに取り組むにあたり現状で課題を感じていることは?

現代の日本でSDGsへの取り組みに暗い影を落としているのは、格差問題や環境配慮の無知、性別平等の不足や 教育とスキル向上、国際協力の強化がその主要な要点です。 これらの課題への対処は、政府、企業、市民社会の相互協力が不可欠であり、 持続可能な開発の原則に従った具体的な政策やプログラムの実施が必要でしょう。

さらに建設業におけるSDGs課題に目をうつすと、 環境への配慮、建設廃棄物の管理、労働者の安全とスキル向上、地域社会への貢献、テクノロジーの活用があります。 建築と施設設計においてエネルギー効率と環境への負荷を軽減し、 廃棄物の最小化と再利用を推進する必要があります。 また、労働者の安全とスキル向上を確保し、 地域社会と連携してプロジェクトの利益を最大化する努力が求められます。 そして、人とテクノロジーの活用も必要です。 これらの取り組みを通じて、建設業はSDGsに貢献し、 持続可能な開発の一角を担えるのではないでしょうか。

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