SDGs活動報告

SDGsにもつながる技術「スマート検査報告書作成システムST」の開発で、京都府発明等功労者表彰における創意工夫功労者賞を受賞

こんにちは。ITGで事業部のHです。

去る2023年4月19日(水)に、京都府主催の「第67回京都府発明等功労者表彰」において、弊社の代表取締役 杉山 達哉がスマート検査報告書作成システムST(略称:スマートST)の開発において「創意工夫功労者賞」を受賞いたしました。

京都府発明等功労者表彰とは?

京都府では発明考案・創意工夫の重要性を広くアピールし、科学技術の発展及び発明考案・創意工夫に対する意欲の向上を図るため、昭和32年から毎年、発明等功労者の知事表彰を行っています。

引用元:https://www.pref.kyoto.jp/noryoku/hatsumeikourousyahyousyou.html

スマート検査報告書作成ソフトSTを開発したことが認められました

受賞内容

「建築物・構造物調査報告書作成システムの考案」
建築物や構造物の調査報告書作成のデジタル化に関する創意工夫。建物の劣化状況等の調査結果を現場でタブレットに入力し、報告書をクラウド上で共有するアプリを考案。紙図面や筆記用具の持ち運び、事務所でのデータ入力作業が不要になるなど、作業効率の向上に寄与した。」

以上の内容で、弊社の「スマート検査報告書作成ソフトST」が今回の創意工夫功労者賞に選ばれました。

スマート検査報告書作成ソフトSTは、土木・建築物の調査と報告書作成を効率化するアプリです
建物診断業務をデジタル化するアプリです。データは全てクラウドで共有・管理できます。「スマート検査報告書作成ソフトST」(以下、スマートST)は土木・建築物などの診断業務をタブレットで調査できるアプリです。スマートSTに図面を読み込み、浮きやひび割れなどの劣化情報を入力。入力データはクラウドサーバーで随時保存・共有される

実はこのシステムには前身となる「SINQA」というシステムがあり、かれこれ10年以上前から現場業務の効率化に着手し、「SINQA」の開発後は実現場での運用を経てきました。

SINQAの現場効率化効果は非常に大きなもので、弊社の業務に多大な便益をもたらしてくれましたが、世の中の技術に合わせてアップグレードしていかなければならないという所で、より便利な機能を多数追加して大幅にシステムを刷新したのが「スマート検査報告書作成システムST」になります。

以前のシステムと比べ、クラウドサーバーを利用することで、現場だけでなく現場外との連携も容易となり、より多くの人にご活用いただけるシステムになっています。

先日の記事でもご紹介しましたが、このシステムを活用し業務効率化を進めていくことで、業界における労働生産性の向上による経済成長の促進にも繋げられることから、SDGsの「8.働きがいも経済成長も」「11.住み続けられるまちづくりを」等に貢献することができると考えています。

今後も弊社では、当該システムのさらなる利便性の向上や、皆様の業務効率化に繋がる技術開発を行いながら、同時に引き続きSDGsにも貢献してまいります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました