SDGs活動報告

社内Meetupイベント開催!最新テクノロジーを学ぶ!品質アップの為の勉強会。テーマは「SINQA」

こんにちは。IT事業部の橋本です。

定期的に開催している品質アップの為の社内Meetup。今回は日頃現場で頑張っておられるスギテックの協力業者さんも招き、スギテック独自開発の外壁調査・報告書作成システム「SINQA-シンカ-」の勉強会を開催しました。

SINQAとは

この「SINQA」というシステムは、外壁の劣化調査をタブレット(iPad)ひとつで調査から報告書の提出までをデジタル化し効率化するシステムとなります。

これまで、建物の外壁の劣化調査を行う際は、プリントアウトした紙ベースの図面を現場に持ち込み、調査した情報をその紙の図面に手書きで直接記入するというアナログな手法でした。

未だこのやり方で調査を行われている企業様は多いかと思いますが、このやり方の問題点は以下。

従来の作業方法の問題点

1.手書きによる個人差
調査した個人が図面に記入した文字は、読みやすさやまとめ方に個人差があり、第三者がそれを解読するのに苦労する。

2.調査作業時に手荷物が多い
従来の調査作業では、紙図面やそれに記入する筆記用具、劣化を記録するデジタルカメラなど、持つべき道具が多く、またそれらは高所作業の場合に落下させてしまう危険性がある。

3.膨大な情報をパソコンで清書しなければならない
紙図面に記入された劣化情報は、報告書として提出する際にパソコンでまとめなければなりません。それを入力する作業コストと、入力ミスが発生する可能性も高いので確認作業のコストも掛かります。

 

上記のような課題点があります。特に手書きの部分はかなり個人差があり、それを解読する手間、確認する手間は相当に大変なものです。

SINQAの特徴

SINQAでは、タブレットに入れたアプリで調査を行います。アプリを立ち上げ予めタブレットに取り込んでおいた図面に、調査した劣化情報をタッチ操作で入力していくだけです。

写真に関してもタブレットのカメラで撮影すれば、自動的に図面の該当箇所に紐づくので、現場ではタブレットひとつで調査が可能。調査後はタブレットをパソコンに繋げば報告書のフォーマットに自動的に情報が出力されるので、入力ミスというヒューマンエラーも起こりません。

新規に学ばれる方、改めて学ばれる方、さらに調査の効率化を図るために学ばれる方

今回は新たにSINQAを学ばれる方は勿論ですが、普段現場で活用していただいている協力会社さんの作業員さんにも参加頂きました。

新たに調査に関する基準を皆に周知する目的があります。SINQAはそのままでも従来と比べれば圧倒的に効率的ですが、細かいルールを決め全体の作業方法を統一することで、さらなる効率化ができます。

今回のMeetupで、皆さんそれぞれ疑問点の解決や、より便利な使い方を知るいい機会となりました。

まとめ

協力会社さんのSINQAの勉強会に関しては、定期的に行っているセミナーに参加いただいて学んで頂くこともありました。

一度学んだシステムであっても、現場で使用してく中で新たな発見や、より良く使っていくためにこうした方がやりやすい、等各自意見を持っているものですので、こうして定期的に集まり意見交換をしていくことは、品質の向上だけでなく今後のシステムの刷新などに大いに役立つことでしょう。

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